結城友奈は勇者である 鷲尾須美の章 コミック2巻感想レビュー
今回は「結城友奈は勇者である 鷲尾須美の章」(以下わすゆ)のコミック2巻を購入したので感想などを書きます。
普段であれば何処か一か所で購入すると言うふうにしていたのですが今回のわすゆに関しては特典がちょうど3人分あるとのことでアニメイトとメロンブックスは直接行き、ゲーマーズに関しては通販で取り寄せると言う形をとりました。
実はここだけの話ゲーマーズの通販分は日曜日の午後には届いていたんですが、コミックはすぐには開封せず(というかできずに)読んだのは水曜日という状況でした。このコミックを読んだら表紙の三人の少女たちは…というような想いが心の中をめぐってしまいました。
正直自分でもわすゆの3人組はかなり好きなキャラクターだし一個の作品としても勇者であるシリーズの中でも一番好きな作品なんですがここまで入れ込んでいるとは思いませんでした。(ガンダムやラブライブでも悲しい結末やら描写は沢山ありますが視聴を躊躇わせるような事などはこれまでなかった。逆を言えばわすゆに登場する須美、園子、銀に対する入れ込みはその領域にまで到達しているとも言える。今回の同じ漫画を三冊購入した行為もそんな気持ちの裏返しともいえる)
コミックを見ての感想なんですが内容的にアニメの3話終盤から最終話までを収録した内容になります。
前半こそ遠足を和気あいあいと楽しみ中と仲間と仲良く日常を過ごしていた三人ですが後半戦はアニメ本編を見たときと同様に三人を待ち受ける結末に心が痛くなり、胸が締め付けられるような気持ちになりましたが、いくつか描写に気になる点がありました。
その内の一つはアニメ6話のワンシーンにあたる樹海化が始まる前に園子が自分が髪に付けていたリボンをわっしーに渡すシーンがカットされていた所です。このため「銀は何処!?」のシーンではまだリボンが須美に渡っていなかった。その後にリボンを渡してはいる。描写的に勇者服のリボンを渡したと推測できる。
この演出カットに関してはページの都合かなと推測できますが、もう一つ気になった所がありました。
それはこれです
アニメでの同シーン
このシーン漫画版だと直前まで満開して戦っていたんですが敵の攻撃を受けて満開が解除されてしまっています。ゆゆゆシリーズを知っている方であれば御存じの通りこの時代の満開と言われるパワーアップは使用した場合身体機能などのいずれかが供物として神樹様に奉げられるという設定になっています。
そしてこの戦い瀬戸大橋の戦いで鷲尾須美は2度の満開を行い、両足の機能と数年間の記憶を失ったとなっていたはずですが、漫画版だとこの時点で彼女は2度の満開を行い更にこの後もう一度満開を行います。(そこで鷲尾須美としての記憶を失う)
よく見ると漫画版は勇者服の補助具で浮いているような描写には見えずらくちゃんと歩けているようにも見えます。(吹き出しで足元が隠れているため正確な情報は不明)
少なくとも満開の回数に関しては…
- 2回目の満開に関しては内蔵機能が供物として奉げられた(乃木園子の心臓の例もある)
- 1回目の満開で供物として奉げられたの片方の足であり2回目の満開で残りの足が供物として奉げられた
このどちらかだと僕の予想では考えられます。もしも他の説があるのであればコメントなどで教えてくれれば幸いです。
コミック1巻ではそこまでアニメの場面カットなどがあまりなく本当によかったと思い続きも非常に楽しみにしていたので今回のこの設定の食い違いなどは少し気になってしまいました。
ですがこの作品が好きで本当に期待したからこそ今回の件は気付いたのですし、こうやって記事に書こうとも思いました。
最終的にはちゃんと救われるとは言え、この時の二人の事を想うと本当に心の中で悲しみがあふれてしまいます。(須美の記憶をなくした所はZガンダムのカミーユを連想してしまいました)
最後までご覧いただきありがとうございました。
結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-(2) (電撃コミックスNEXT)
- 作者: イチフジニタカ,Project 2H,タカヒロ(みなとそふと),BUNBUN
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/09/25
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る