RELEASE THE SPYCE GOLDEN GENESIS 感想
年末に都内で購入してきた「RELEASE THE SPYCE GOLDEN GENESIS」(ゴルジェネ)を呼んだので感想を書きます。
これ買ったしコミケ待機時間とか帰りの新幹線とかで読もう
— アムレット[2019年に] (@amulet_ot13) December 30, 2018
あの三人の弟子時代のnarrative(物語)を… pic.twitter.com/19txY5iJV3
読む読む言いながらも結局呼んだのが新年明けてからだったんですよね。
物語はアニメ本編の2年前が舞台でアニメでは師匠組だった雪、命、初芽たち三人の弟子時代の物語が描かれています。
アニメでも9話で若干ふれまれていましたがこのノベルではより深くその物語について触れられていました。
普段はどこかのほほんとしながらが戦闘になると恐ろしいまでの力を発揮する雪の師匠の藤林長穂。彼女の過去について何故彼女が普段雪に対して甘えたがっていたのかの理由などもこの小説を見て理解できたので、もしも彼女の事が気になると言う人は是非この小説を手に取ってみてください!
初芽の師匠であり、アニメにも登場したカトリーナ。本編でも少し触れられてましたが彼女のスパイ家系としての教えやそれを順守する姿や初芽に厳しいながらも優しく接する彼女の姿は
そしてアプリ リリフレにも登場するのが確定した命の師匠「高坂信」
アニメの本編で命が行っていた路上での弾き語りの意味や命と信の師匠と言う枠組みを超えた絆…個人的にこの二人の関係が一番好きかなって思いました。
平凡な家庭に生まれ人よりも影が薄い「高坂信」
複雑な家庭環境で育ち家族の温もりを知ることが出来なった「八千代命」
そんな二人の例え血が繋がっていずともそれと変わらない強さをもった家族の絆
他にもアニメ9話で描かれた長穂の死の直後の雪たちツキカゲの様子なども描かれ。アニメ本編でも断片的に語られていた部分を補完する事ができ、三人を始めカトリーナなどのサブキャラについても理解を深める事が出来て良かったです!
もし今アニメを一話から見直せばまた新たな発見などがあるんじゃないかなって思えます。
まだ見てないと言う人は是非購入をおすすめします!
- 12話に関する考察
アニメ12話においてツキカゲからの卒業の際に記憶の消去を選択した雪ですが弟子をつれたモモとすれ違った直後に笑みを浮かべると言う描写がありました。
これに関しては様々な考察がなされ「記憶を消してなかった」など様々な説が飛び交っていました。ニコ生放送のタカヒロ氏のコメントによるとこれに関しては「想像にお任せします」と当人が言っていました。
ここから僕個人としての考察というか想像になるのですが。僕は12話の時点でモモは雪の記憶を消していたと思います。でもあの時、雪がモモの姿を見た時に「なんらかの力」それこそ奇跡と呼んでも差しさわりないであろう不思議な力が働いて雪のツキカゲ時代の記憶が戻ったと思います。
ですが彼女は自身が言った「私たちは弟子離れ、師匠離れをしなきゃいけない」という言葉に従いあえてモモに言葉をかけずにすれ違った。でも成長した自身の弟子の姿に雪は笑みを浮かべた…
というのが僕の予想というか想像です。正直自分でも滅茶苦茶オカルトだなwなんて自嘲気味に思ってはいるんですけどね。
もしもこの記事を読んで自分はこう思うみたいな人がいたらコメントとかでその意見を残してくれると嬉しいです。
今回はここまで。最後まで見てくれてありがとうございました!