リリスパ本放送時やら終了後に言われてた事に対する個人的見解
4月からBSとかで再放送していたRELEASE THE SPYCEの再放送も終わりましたね。なにやらBDの修正版が放送されたとかなんとか。
私自身放送終了後の感想とかを見てみたら好意的な意見が結構多くて2期やって欲しいみたいな言葉も見れたのでファンとしても嬉しかったです。
ただ本放送されてた去年の年末から今年の年初めとかには色々と言われてりもしてたみたいなんですよね。
今回はそんな意見に対して僕の知っている様々な作品なども絡めて僕なりの見解を書いていこうかと思います。
・某作品との比較について
まず私が気になったのは「プリンセス・プリンシパル」という作品との比較が多かった事です。
申し訳ないのですが私自身この作品は見た事がないので評価自体はできないのですが、とりあえず見た感じだとスパイアニメという点は確かに同じなのかもしれません。
イントロダクション(公式サイトより引用)
東西に分裂したロンドンで繰り広げられる、少女たちのスパイアクション!舞台は19世紀末、巨大な壁で東西に分断されたアルビオン王国の首都ロンドン。
伝統と格式ある名門、クイーンズ・メイフェア校には、5人の少女たちが在籍していた。
彼女たちは女子高校生を隠れ蓑に、スパイ活動を展開。
変装、諜報、潜入、カーチェイス……。
少女たちはそれぞれの能力を活かし、影の世界を飛び回る。
「私たちは何?」
「スパイ。嘘をつく生き物だ」
どうしても何かと比較したいであればヤングガンガンにて2010年から2018年まで連載されアニメが2015年に放送された「緋弾のアリア」のスピンオフ作品「緋弾のアリアAA」の方が適切じゃないかって個人的は思ってます。
コミック緋弾のアリアAA1巻並びにコミック緋弾のアリア最終巻より抜粋
リリスパを最後まで見た人でならこの4枚の画像で私のいいたいことはわかってくれるかなって思います。
スパイアニメって観点で比較するのって個人的にはロボットアニメっていうジャンルだけでガンダムとエヴァ、またはガンダムとマクロスを比較するのと同じくらいナンセンスなんじゃないかって思います。
そもそもそんな事いいだしたら最近の10代の少女が戦うアニメ作品自体「まどかマギカ」とか「セーラームーン」とかと比較されかねないわけでしょうし。
比較って言うのは世の中に様々なものがある以上あっても仕方がない事だって思っています。ですが、まだ二つのもののいい所見つけだしたりする事ができればいいんですけどこの場合は明らかにリリスパへのネガキャンしか行われていないわけで正直不毛だなって思いました。
ちなみにプリンセスの方も時間がある時にちきんと見てみたいなって思ってます。
・絵柄について
次に絵柄とやってる内容がかみ合ってないみたいな見解も度々ありましたが、(要は可愛い絵柄でやってる事が命を賭けた戦いしてるなんてねーと、とかって言いたいのかもしれないですが)これに関しては完全に個人の好み、感性の違いじゃないかって言う意見しかないです。
ただ、そんな事言ったら「ガンダム」シリーズの一作、「機動戦士ガンダムAGE」はどうなんだみたいな事思っちゃったわけなんですよね、当時。
AGEは2011年から放送されたアニメ作品です。
イナズマイレブンやダンボール戦記などを生み出したレベルファイブ社がサンライズに企画協力して生み出され、ガンダムシリーズでは初めてのゲーム化する事を前提として作られたTVアニメ作品になります。
フリット編、アセム編、キオ編(三世代編)と世代を超えて受け継がれる物語と銘打っています。(この点はどこかリリスパに通ずるものがあると思います。)
この作品もガンダムシリーズの例に漏れずに作品発表時や本放送中にはかなりの批判に晒されていた作品でその内容の中には「絵柄がガンダムじゃない(要は子供っぽい)」みたいな意見もありました。
ただ、この次にガンダムのTVアニメとして放送された「ガンダムビルドファイターズ」もまた似たような所謂子供向けっぽい絵柄なんですよね。(私個人としてはAGEが子供っぽい絵柄ならビルドファイターズも同じだと思っています)
でも何故かビルドファイターズの方は絵柄関係の批判とかで全然なかったんですよね、当時(それどころかビルドファイターズ自体本放送時の評価は良かったと個人的には感じた)
これに関して個人的に分析してみたんですがAGEは当時ストーリー関係で批判が多くてそれに付随する形で絵柄関係まで批判されのでは?という見解にいたりました。
それと同時にもしかしたらAGEは戦争、ビルドファイターズはガンプラバトルという二つの違いがあったんじゃないかとも思いました。
説明するとビルドファイターズはそれまでのガンダム作品とは違い戦争ではなく、ガンプラ同士を戦わせると言う内容で描かれました。そのため人が死ぬという描写、展開は無いんですよね。
「命の取りあいをしているかどうか」の要素だけで視聴者側が見てたんじゃないかって個人的には思いました。
リリスパと同じ「なもり氏」が絵を担当し、リリスパの次クールに放送された「えんどろ~」ではこんな意見は出ていなかったですし。(えんどろ~が日常系を銘打っていたとはいえども、異世界を舞台にしている以上多少のシリアスは予測できたはず)
逆説的には硬派は内容のやるのであれば絵柄は子供っぽいのはダメみたい先入観、偏見みたいなものがあったんじゃないかと思います。
憶測の域を出ませんが、もしも上記のような考え方「命の取りあいをしない戦いは遊び」みたいなのであれば私はビルドファイターズの登場人物、ラルさんの言葉を贈りたいと思います。
「ガンプラ作りもガンプラバトルも趣味の領域。機動戦士ガンダムの作中のように戦争状態でもなければ、命の駆け引きをする必要も無い。所詮は遊び、その通りだ。しかし、いや、だからこそ、人はガンプラにも、バトルにも、夢中になれる」
・最後に
色々と長々と書いた上に半分以上が違う作品の話題となってしまいましたが、最終的に言いたい事があるとしたら。
・一つの要素、ファクターだけで見るのは早計
・絵柄なんて結局は人の好み
って事だと思います。
先入観とかとっぱらって見ればリリスパは普通に面白い作品です!
本当につまらない作品だったら作品の固定ファンもつかないでしょうし、僕自身もこんな記事書かないですし。
個人的にはゴルジェネの映像化も待っています!リリフレの方だと敵キャラのキャストも決まっているので期待しています!!
なんか新しいグッズも出してくれるみたいなので個人的に今後もリリスパのコンテンツ展開に期待していきたいなって思ってます!
【アニまるっ!グッズ】「RELEASE THE SPYCE」の新規描き下ろし絵柄の一部をご紹介します♪
— まる(アニまるっ!公式アカウント) (@maru_animaru) June 27, 2019
今後、この絵柄で様々な商品が登場予定ですのでお楽しみに!!
※昨日アップした画像に間違いがありました。申し訳ございません。
⇒https://t.co/7XwJI04aOe#リリスパ pic.twitter.com/oLAbKJ5cLr