ラスバレを一ヶ月ほどプレイしての感想
今回は1月の20日にリリースされたアプリゲーム、アサルトリリィラストバレット(ラスバレ)についての感想を書いていきたいと思います。
システムなどに関して
基本的にはキャラ、メモリア、charm、オーダーを強化してストーリーを進めていくという形になります。
強化と一言に言っても単純なレベル上げにあたる"強化"以外にもレア度を上げる進化や重ねがけでレベルの上限を底上げする限界突破などがあります。
他にも火、水、風という三つの属性がありこれらがじゃんけんのように有利不利の関係性になっている。
各メモリアごとに戦闘力という数値があり、レア度やレベルが高い方が戦闘力は高くなるが、不利属性の場合、戦闘でのダメージが大幅に減衰するためこのあたりも考えさせられます。
単純に一人で遊ぶだけではなくレギオンと呼ばれるグループを作ったり所属したりすることで他レギオンとリアルタイムでの対人戦を行うレギオンマッチや協力プレイの遠征などあります。
全体を通しても現時点では慢性的な素材と資金不足しているような感じか。
ですが難易度に関しては強化をしっかりと重ねていけば序盤から積むなんてことはなく、良かったです。
個人的なことなのですがソシャゲでメインストーリーが追えなくなるってのがそのソシャゲに飽きる一番の理由なのでこのあたりも見事でした。
LP回復アイテムがかなり多く配られておりこれで周回してということでしょう。
また最初はなかったオート周回も早い段階で実装してくれたので本当に大助かりでした。
キャラ・ストーリーに関して
登場するキャラとしてアニメなどで活躍した主役ともいえる一柳隊、二度目の舞台にも登場したヘルヴォルや今作から本格的に御披露目したグラン・エプレから合計19人が登場しています。
メインストーリーはアニメ版のその後の展開を描いています。
個人的に特筆したいのは期間限定イベントです。
ラスバレはリリースから約一ヶ月で四回期間限定イベントをやっていますが、そのどれもがストーリーなどが良く主も映像化をしても大丈夫だしむしろやって欲しいと思えるクオリティのものばかりでした。
各イベントについて少し感想などを書きます。
守護天使の誓い
夢結と梨璃中心のエピソードで「負のマギ」という原作にあった設定を盛り込みつつも一柳隊の絆を描いていました。
夢結と梨璃だけじゃなく夢結と梅や梨璃と梅のような今までと違った組み合わせを見ることができました。
そしてかつて仲間だった彼女もまた出てきてくれてうれしかったです。
ブーステッド・ブレンド
これ、アニメでは表現規制などの観点からできなかった鶴紗の強化リリィをふんだんに生かした内容をイベントでやりたかったという公式側の気持ちが受け取れます。
このイベントが発表される前に公式側から重大発表がありますなんて告知があった時点でそう思わざるおえません。
ちなみになんですが情報開示当日の6時にメンテの終了告知ツイートがなされて、これが新情報?ってなってるなか偶然youtubeのオススメ見たら、このイベントの告知動画出てきて「重要情報ってこれかぁぁぁぁ!」ってなったのはいい思い出ですw
うわああぁぁぁぁ!!
— アムレット【リリィとガンダムと】 (@amulet_ot13) 2021年1月28日
たづりりぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!https://t.co/494bmNT7jN
内容も鶴紗と梨璃の絆、そして夢結と梨璃の絆もまた生かされていてよかったです。
叛逆のスキャルドメール
一葉率いるヘルヴォルが結成しその絆を紡ぐまでを描いたエピソード。
詳しくは後述
カラフルダイアリー
グラン・エプレのストーリーで彼女たちの結成秘話を描いています。
まだ実戦を知らないが故の一年組のノリと幾多の戦いを乗り越えた二年生の落ち着きがいい味を出していました。
またこれまでのエピソードのように基本バトルではなく学園内の授業や幼稚園児との交流などリリィの日常に接点を当てていたのもポイントです。
全体のストーリーも明るめでグラン・エプレの雰囲気を損なわずにアサルトリリィのシリアスさに合わせていたなと感じます。
どのイベントもキャラのこれまで知ることができなかった一面を見ることができ、元々好きだったものはもっと好きになり、あまりわからなかったものは深く知り好きになるきっかけになってくれました。
主はアニメや舞台などで一柳隊は知っていたのですが残るヘルヴォルやグラン・エプレはそこまで知っているというわけではなかったのでした。
ですが二つのそれぞれの単独イベントを見て、興味やキャラクターに対する理解を以前よりも深められたんじゃないかなって思います。
個人的に特に印象深かったのはヘルヴォルのイベントです。
このイベントでは一葉の犠牲を厭わないエレンスゲのやり方を変えたいという一葉、そして新生ヘルヴォルの結成秘話です。
かつて「日の出町の惨劇」と呼ばれる事件があった…この事件においてマディック(リリィの見習いのようなもの)救われた相澤一葉はその後エレンスゲの序列一位となりその権限を行使して新たなるヘルヴォルを創設する。
その際に選ばれた三人、千香瑠、恋花、瑶、そして戦闘中にその戦いぶりを見て一葉がスカウトした藍をメンバーに加えた5人でヘルヴォルは結成される。
一葉の姿勢にメンバーは徐々に一葉の思いに賛同し始めるが恋花だけは中々賛同してくれなかった…。
そんな中、起こったヒュージとの戦闘であくまで市民の救出を優先する一葉をかばい瑶が意識不明の重体になる事態が発生してしまう。
瑶の親友であり一葉のやりかたに異を唱えていた恋花は一葉に怒りをぶつける。
そしてそんな一葉を更なる現実が襲う。避難所にいった際に避難民から投げ掛けなれたのは心ない言葉であった…
「あなたは何も守れない」
自身の理想に対し突き付けられた目の前の現実に一葉は慟哭し、空もまたそんな彼女の思いと同じく雨を降らせるのであった…
その後、瑶は意識を取り戻し一葉にあることを伝える。かつでの日の出町の惨劇で恋花が一葉と同じように全ての人々を守るべきだという考え方を持っていたことを、そしてそれが結果として多くの犠牲を出してしまったことを。
恋花は一葉に…かつての自分に怒っていたのであった。
そして再びヒュージは襲来するも連携を欠いたヘルヴォルは徐々に追い詰められていく。
一葉もまた自身の考え方は間違っていたのかと迷いがあった…そんな一葉だったが千香瑠の鼓舞により再び立ち上がり、恋花もまた瑶の言葉で一葉を再び信じると決めたのであった…
そして迫りくるヒュージを撃破しヘルヴォルは再び絆を取り戻すのであった…
こうしてまだ僕たちが知らない数多の戦いを経てlast bulletへ…
とまぁめっちゃ長々と書くくらいにはこのヘルヴォルのイベント気に入ってます。
個人的にこのイベントで恋花がめちゃくちゃお気に入りキャラクターになりました。
純粋に明るいキャラってのもありますが過去に起こったことで苦しんでいるっていうのが今の僕のトレンドにめっちゃ刺さりましたね。
私自身、去年の9月あたりからこのアサルトリリィシリーズに興味を持ち始めた身で、まだまだにわかですがこれからもっと知ることができればなと思っています。