アムレットさんの活動報告日記~ブログの章~

基本的にツイッターにいますがそこで書ききれないような事をここに書きたいなって思ってます

なのはDetonation感想!【ネタバレあり】

ついに10月19日に魔法少女リリカルなのはDetonationが公開されましたね。もちろん日曜日にしっかりと見てきたので感想などを書きたいと思います。

 

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今回の入場特典はなのはさんでした!正直言うとキリエとイリスも欲しかったんですが懐と言う名の台所事情のためにあんまり複数回見れないとうのは残念です。

 

その前にこの記事はネタバレを多分に含みますのでまだ見てないというかたは注意してください!

 

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パンフレットにもこんなこと書いてありましたし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では行きます!!

 

 

 

ストーリー1:ぶつかり合う力

 

まず物語は前作「Reflection」の最後の続きから始まりました。

 

イリスは状況が変わった事を悟り態勢を立て直すために撤退するが追いかけてきたアミタと交戦状態に入りそのなかで彼女にある事を告げます。

 

エルトリアには未来がない事、父親の病気の事、そしてアミタとキリエの母親もまた同じ病気に犯されているという事を…。

 

キリエから託されたフォーミュラモードを組み込みユーリと激戦を繰り広げるなのは。しかしその力を持ってしてもユーリとはようやく互角という状況でありまた全力稼働のフォーミュラの戦闘可能時間も約3分と短いものであった… 

 

仲間の支援を受け集速砲を叩きこんだなのははユーリを保護しようとしたがイリスに連れ去られてしまう。ただそこにはディアーチェ達マテリアルズに託そうとした夜天の書の紙片を残して。

 

 

 

ストーリー2:3人の記憶

 

回収した紙片の修復を行いその中で少しずつですがエルトリアの過去が明かされて行きました。

 

それは40年前の出来事…イリスは人の腹から生まれ出た命の存在ではなく、テラフォーミングユニット構想の中で作られた生態型テラーフォーミングユニットIR-S07 イリス」であると。

 

しかし彼女は所長であるフィル・マクスウェル(CV山寺宏一を始めとした委員会の家族の子供のように周囲を愛情を受けて育ち性格も素直な少女でした。ある日彼女はユーリと出会います。ユーリがいた場所は汚染が酷く微生物すらも存在していない地下深い洞窟…そこで出会ったユーリを一目見たイリスは彼女の事を「天使のようだ」と称しました。

 

そしてユーリには生命を操る力があり、その力はエルトリアの復興に必要な力だと期待されていました。ユーリとイリスも共に過ごす中で友情を育んでいったのであった。

 

そこで映像は途切れてしまい。次に映し出された光景は泣き叫ぶイリスの姿と変わり果ててしまった研究所であった…

 

その日の事件、惑星再生委員会崩壊の事件でマクスウェル所長をはじめ研究員のほぼ全員が死亡…生き残ったのは当時子供であったエレノアとグランツ以下数名であった…

 

 

 

ストーリー3:それぞれの戦い

 

イリスの潜伏している場所を突き止めた管理局でしたが彼女は自身の群体や機動外殻などを生み出しておりそれらを使って管理局の包囲を突破しようとします。

 

なのはたち管理局は各地で暴れる群体たちを止めるために、マテリアルズはユーリを止めるために、キリエはイリスを止めるためにそれぞれ行動を起こします。

 

それぞれの戦いをする彼女たち。そしてマテリアルズはユーリと戦闘に入ります。そして戦いの中で自分たちの事を思い出します。

 

マテリアルズの3人は猫としてユーリ達に保護されておりユーリやイリスとは面識があったのだ。

 

激戦の末にユーリを行動不能に追い込んだマテリアルズであったが、そこに現れたのは…

 

 

 

ストーリー4:明かされる真実と本当の敵

 

マテリアルズの3人の前に出現したのは40年前の研究所の事故で死亡したはずのフィル・マクスウェルであった。彼は圧倒的な戦闘力でマテリアルズを圧倒しユーリを奪いさってしまう。

 

時を同じくしてキリエと接触したイリスはある事を話す。キリエがユーリを操ったように彼女もまた誰かに操られていると。そして惑星再生委員会崩壊の真実を。

 

惑星再生委員会の活動は徐々にであるがしかし確実に苦しい状況にあったという事、人々は死にゆく惑星の再生よりも新たなる新天地での安定した生活を選んでいた事。

 

そしてついに惑星再生委員会は活動の停止を言い渡された…彼らの技術などは新天地での安定した生活のために生かせと…しかしマクスウェルには査問が待っていた委員会に明かしていない様々な技術などについてである。

 

当初はユーリによって引き起こされた惨劇かと思われたがその真実は違った。それを引き起こしたのはマクスウェル所長であった。彼は自身の技術を必要とする軍事団体にイリスやユーリと一緒に身を寄せようとしていた。そのためにも自身の死を偽造する必要があった。

 

ユーリをウイルスコードによって制御化に置こうとするマクスウェルであったが猫たち(マテリアルズ)の妨害で失敗しユーリの反撃で死亡するのであった。

 

当時エレノアやグランツと共に外に出ていたイリスは戻ると施設の異変に気付き単身内部に投入したがそこで見たのは職員たちの変わり果てた姿…そして既にもの言わぬ存在と化したマクスウェル所長、返り血を浴びたユーリの姿であった。

 

ユーリが暴走した。私ももう駄目だ早く逃げろ!

放送から聴こえたマクスウェルの言葉を聞いたイリスはユーリに問いただしユーリは「私がやりました」と答える。その言葉を聞いたイリスは「なんで殺した!?」と激情に駆られユーリに襲いかかる。やむを得ず反撃でイリスを無力化したユーリであったが自身の大きなダメージを負い自分自身を夜天の収集させると言う選択しか残されていなかった…

 

 

 

ストーリー5:それぞれの大切なもののために

 

ウイルスコードによりユーリとイリスをコントロールするマクスウェル。イリスはキリエに「早く逃げなさいよ!」と言う。そして「これは自身が受ける報い」なのだと言う。キリエと出会った時から復讐のために利用できないかと考えていたことを…しかしキリエは言った。「逃げないよ!」、「例え利用されていたとしても一緒に過ごした日々は嘘じゃない」と「泣いている友達を放ってなんておけない」事を。キリエはシステムオルタを起動させ同じくオルタを起動させたイリスとぶつかり合う

 

重症を負いもはや戦闘は不可能なマテリアルズであったがシュテルとレヴィはある提案をする。それは自身の残りの魔力全てをディアーチェに与えるというものであった。それを行うという事は「人」の形を保てない事も意味していたが彼女たちはディアーチェに魔力を託す。

 

力を託されたディアーチェはフェイトとユーリの戦闘に介入しユーリは自分が引き受けるからフェイトはなのはの元へと行けと。

 

シュテルとレヴィの魔力を託された事で二人の魔法も使えるようになったディアーチェはユーリを止める事に成功するが自身もまた猫の姿に戻ってしまう…しかし正気を取り戻したユーリは猫の姿をしたディアーチェを優しく抱きしめるのであった…

 

なのはとアミタはマクスウェルと対峙する…彼の力は二人の圧倒するものであった。しかし戦いの中でアクセラレイターの発動させるなのは。その力により徐々にであるが、しかし確実にマクスウェルを追い詰めていくなのは。そして増援として駆け付けたフェイトとの連携技「ブラストカラミティXF」をマクスウェルを叩きこみ事件は収束するかに思われた…。

 

 

 

ストーリー6:守りたい世界、守りたい人達

 

マクスウェルは最後の奥の手を隠していた。自身の記憶は肉体はいくらでの複製ができるのだと…打ち上げられた衛星軌道砲をなのはたちのいる場所に向け、彼は自身やユーリ達の逃亡を要求するのであった。

 

なのはとアミタは衛星砲の破壊のために飛ぶ、それは地球という重力から解き放たれた場所、宇宙での戦いを意味してた。成層圏で負傷したアミタは離脱を余儀なくされるもなのはは衛星を破壊する。しかし敵の自爆により瀕死の重傷を負うなのは…彼女は現実世界とは違う何処かで子供時代の自分はと話す「自分の事を大切に思ってくれる人がいる」「自分がもしも死んだらその人達が悲しむ」と…そして意識を取り戻したなのはの傍らにはフェイトとはやて、なのはの大切な仲間たちがいた。

 

 

 

ストーリー7:全てが終わって

 

事件が終わりを迎え、それぞれの処遇なども決まりつつあった。イリスは利用されていたとは言え様々な被害を与えてしまいその罪を償わなければいけない。フローリアン姉妹は事情聴取の後エルトリアに戻る事になる。ユーリと人の形を取り戻すことができたマテリアルズもまたフローリアン姉妹と共にエルトリアに戻る事になった。

 

エルトリアに戻るその日、なのは達との別れの言葉を交わすシュテル達そしてそこにはイリスの姿もあった。キリエはイリスの顔を見て言った「エルトリアに戻ったらまたみんなで」と…

 

そして時は流れなのは達は卒業式を迎えるのであった。エルトリアの方もユーリのおかげで危篤状態であったグランツ博士は回復しエルトリアの大地には緑が戻りつつあった。最後には余生を全うしたグランツ博士の墓に花を手向ける大人のキリエとアミタの姿、そして自然が戻ったエルトリアがそこにあった…

 

 

 

 

 

  • なのはDatonation総合感想

 

本当に内容濃かったです!1年前にReflectionを見た時には二部作にわかれているという事を知らなかったので最初は「これユーリとイリスを止めて終わりだったら2時間やるとしても後編時間余るよね?」みたいな事を考えていましたが、いざ映画を見たら2時間どころか3時間くらい見てたように思えました。それくらい密度が濃かったです!

 

この映画を見る前に予習目的になのはポータブルのプレイ動画を見たりしてストーリーの把握などもしていましたが、映画化の際してゲーム版のストーリーを踏襲しつつも映像としての物語に変えるのもうまかったと思います!

 

戦闘シーンに関してもかなり動いてた上に迫力が凄まじく本当に圧倒させられました!なのはの砲撃SE聴いた時には冗談抜きで「ユニコーンのビームマグナムかよ!?」と思いました()

 

個人的に今回で気になったのはキリエとイリスの決着です。1年前にイリスの声優が日笠陽子さん(ぴかしゃ)だと知った時には「あ、これ放課後ティータイムもとい桜才学園生徒会再結成じゃん」などど思っていたが(なんの因果か一年前に生徒会役員共の映画もなのはの映画と同日に公開されていた)

 

実際に本編を見たら日笠さんのキャラがしゅがみのキャラを裏切ると言う図式(過去に共演した声優が別作品で共演した際に片方が裏切る展開)に別の某作品と同じ展開だなと思っており、その決着がどう付けられるのかを気にしていましたがこれに関しても当初予想していたキリエVSイリスとは少し異なる展開になり、ここもいい意味で裏切られました!

 

高町なのは」という一人の少女の思いや魔法少女としての全力を垣間見る事ができましたし、なにより最初は一りで戦っていた彼女にも今はフェイトやはやて、様々な仲間たちが共に戦い支え合ってくれるまさに「一人ではない戦い」が見れて良かったです。これはなのはに限らずこの映画の劇中のマテリアルズやフローリアン姉妹にも言えた事なのかもしれないですが。

 

ともかく全てにおいてこちらの予想の上を行く映画で大満足でしたブルーレイ買います!

 

なのはシリーズが始まったから14年、僕自身なのはシリーズと出会ってから丁度10年でしたがあらためてこのシリーズとも出会えてよかったなって思えました。

 

これからこのシリーズがどうなっていくかはまだわからないです。少なくとも「今回」の劇場シリーズは完結ですがまだ続くのかわからないですが、でももしもまだ続くならこのシリーズの事も見守り続けたいって思います。

 

最後まで見てくださってありがとうございました!

 

 11月3日追記:2回目見てきたのでちょくちょく間違ってた所などの記述を修正したり付け加えました。