【ネタバレ注意】劇場版シンカリオン感想
今回は年始の方に「新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X」を見てきたので感想などを書きます。
注意:めちゃくちゃネタバレするので未視聴の方は気をつけてください
シンカリオン、行きます! pic.twitter.com/4cthortuEH
— アムレット (@amulet_ot13) 2020年1月2日
ストーリー
北海道某所で建設中のトンネルで突如新幹線が発見される。それは本来現代には存在しないものであった…
時を同じくして北海道にゴジラが出現するという事態が発生する。迎撃に北海道支部の発音ミクが出るがゴジラは何処に姿を消してしまう。
一方その頃ハヤト達は家族と北海道に旅行に向かっていた。しかしそこにもゴジラが再び出現する。偶然居合わせたハヤトとホクトが対抗するも戦闘中にホクトが行方不明になってしまう。
そして戦闘機に一人の少年が保護される。最初は正体がわからなかったが彼が持っていたノートや喋り方からハヤトは彼が自身の父ホクトだと悟るのであった。
本来は鉄道が好きな少年ホクトであったが彼は回りの目などを気にしてそれを表に出そうとしなかった。しかしそんな少年ホクトにハヤトは「好きなものは好きでいい」と言うのであった。
最初こそ警戒していた少年ホクトであったが徐々にハヤト達に心を開いていくのであった。
そんな中今回の一連の騒動の元凶が姿を表す。その正体は「ヴァルハラン」と呼ばれ、地底に潜った「キトラルザス」とか違いに宇宙に旅立ったキトラルザスの仲間であった。
彼らの目的は超進化研究所が新たに開発していた、ALFA-Xの力を利用し地球を取り戻す事であった。
そしてヴァルハランを呼び寄せたのはソウギョクであった。彼は宇宙に散ったキトラルザスの仲間に呼び掛けを行っていたのだ。
ヴァルハランの策略に苦戦するシンカリオンチーム、そんな中ハヤトは少年のホクトが時代を越えて来た事を悟るのであった。
そして時を飛ぶと別の時代にいた記憶を無くしてしまうことも…もしも少年ホクトが元の時代に戻ったら自分達との思い出も忘れてしまう…
戦闘のさなか敵に捕らわれてしまうホクトとALFA-Xだが仲間たちと力を合わせて救出に成功し、力を合わせて敵を打ち倒すのであった。
全てが終わり別れの時が近づく少年ホクトとハヤト、しかしハヤトは「また会えるから」と言うのであった…
まさにオールスター
今回の映画、テレビで出たキャラがほぼ全員出ていてオールスターという言葉がふさわしいと思いました。
個人的にビャッコがシンカリオンに乗ったのがめちゃくちゃニヤニヤさせていただきました。
他にもエヴァコラボでテレビでも出てたシンジ君やらまさかまさかのゴジラ登場したり(しかしBGMまでちゃんと再現)君の名は演出あったりジョジョ演出あったりで視聴中割りと冗談抜きで
「こんなに多作品のキャラとかネタ使っちゃって各方面大丈夫!?(ゾルタン様並感)」
と思わざるおえませんでしたw
好きという言葉の意味
ある意味この映画の一番のテーマとも言える「好きなものは好きでいい」という言葉。これは我々にも同じ事が言えるのではないのでしょうか?
僕自身アニメが好きというのをあまり公にしていません。ましてコミケに行ってるとかイラストを練習してるとなんて論外です。
理由は映画の少年ホクトと同じようにで自分の趣味を他者に否定されるんじゃないかって気持ちからです。
今でこそアニメという趣味は世間に認められつつありますがまだ僕が学生時代の頃にはアニメが好きというのはそれだけでも異端扱いされるというものです。
でも、これでもまだマシな方で僕が学生時代よりもっと前、下手したら僕が産まれる前はアニメ好き=悪と言った考え方が蔓延しているような世界だったと聞きます。
今でも形は違えど偏見や否定は存在してしまうのが実情です。
例えば別の作品になってしまいますが、僕の好きな作品の1つガンダムを取っても「このガンダム好きとかないわー」とか「○○ガンダムって駄作だよね」みたいな風にガンダムシリーズ内でも争いなどがおこっています。
ラブライブ!という作品を取っても数年前には「μ'sが好き」と言っただけでさもその考えが悪みたいにされるような状況もありました。志田未來さんが音楽番組に出演された際に上記のような発言をしたらツイッターなどでバッシングがあったほどです。
このように好きの否定、争いが止まないのが今の実情です。僕もそんな争いに傷ついていた時期もありました。
今回のシンカリオンの映画のハヤト君のセリフは僕自身にとっても心に響くものがありました。
この映画はそんな自分の好きなものに自身を持てない人に見てほしい。そう思いました。
という訳で以上で劇場版新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-Xの感想を終わります。
シンカリオンはまだまだ止まらない!