【ガンダム】機動戦士ガンダムF91 感想
はいどーも、今回はアニメ感想の二弾としてガンダムチャンネルにて配信された「機動戦士ガンダムF91」の感想を書いていきたいと思います。
この作品は逆襲のシャアから30年後を舞台としており、新たな時代のガンダムとして描かれていました。
・家族愛を描いたガンダム
それまでのガンダム作品の主人公は家族関係は悪く、不仲に描かれていました。
ですがこのF91は主人公シーブックは父親とも仲良く、協力しあう事もありました。技術者の母親とも当初は入れ違いがありましたが最終的には母親は息子に「兵器も物も扱う人次第だ」とアドバイスを与えるなど今作では逆に主人公の家族の絆が描かれていました。
むしろ不仲な家族といえばヒロインであるセシリーの家族がそれに当たっているかなと思いました。
・後の自体でも取り上げられる怖い点
今作にはバグという機械が登場します。これは人間を抹殺するために作られた自律機動の無人気で人間を関知して攻撃します。
その演出も映像ではマイルドになっていますが中々エグいものがあります。
当時ではあんまり話題に上がらなかったですが現代ではある意味このバグと同じ問題を抱えています。
それは機械による処理というものはひたすらに効率を求めてしまう事、そしてとめどもない事です。
戦いというのは人が止めようって思うから止まるものです。これが機械よる戦いだと目的を達成するまで止まらないです。
機械による無差別の粛清、そこまでは行かずとも機械であるが故に融通が聞かないということは現代でも問題になっています。
この作品自体は20年以上前の作品ですが、現代での問題を当時描いていたのは凄いって感心しました。
とまぁF91の感想ですが、この作品は久々に見ましたがこうしてみるとまた新たな発見があって見れて良かったって思いました。