アムレットさんの活動報告日記~ブログの章~

基本的にツイッターにいますがそこで書ききれないような事をここに書きたいなって思ってます

【超絶ネタバレ注意】舞台アサルトリリィ Lost Memories 感想

 

同じ道を歩み

同じ空を見上げられますように――――

 

 

今回は舞台アサルトリリィ Lost Memories(以下LM)を見てきたので感想を書いていきたいと思います。

 

ちなみに例によって本編ともすればアサルトリリィ舞台というコンテンツの根幹に関わりかねないネタバレをしていますのでまだ見てないというお方はご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストーリー

 

近未来の地球――人類は「ヒュージ」と呼ばれる謎の生命体の出現で破滅の危機に瀕していた。
 
全世界が対ヒュージのために団結して作り上げた決戦兵器「CHARM」を用いて
「リリィ」と呼ばれる少女たちは世界のために戦い続けている。
 
百合ヶ丘女学院に入学した一柳梨璃もそのひとり。
一柳隊というレギオンを結成し、日々ヒュージと戦っていたのだった。
 
そんな梨璃の前に突如現れた仮面のリリィ「御前」。
彼女と対峙することになった一柳隊は、力を合わせなんとか撃退するも謎は深まるばかり。
 
「御前」の調査が進められるなか、梨璃は仲間とともに東京に赴く。
 
東京でヒュージ討伐を遂行する白井夢結の前に現れたのは、
梨璃と雰囲気の似た少女――「L」だった……。
 

公式サイトより引用

 

 

前回の戦いよりも後に一柳隊はヒュージの討伐を行っていた。

 

だか突如として夢結が梨璃とのシュッツエンゲル関係の解消、そしてレギオン脱退を告げてしまう。

 

これにより外征の許可を取り消されそうになるが秦祀のレギオンと同盟関係を結ぶことによりこの問題を解決する。

 

そして夢結が新宿都庁にいることを突き詰めた一柳隊は都庁に向かうこととなった。そこには御前と琴陽そして夢結と梨璃に似た謎の少女、御前の操る実験体ヒュージたちがいた…

 

何故夢結は御前と共に行動するのか…?夢結を取り戻すために、そしてヒュージを倒すために…舞台は3つの戦いに分かれることとなった…

 

 

 

共闘

 

ギガント級のヒュージにはヘルヴォル、ルドビコ女学園、船田姉妹、天津麻嶺が当たることとなった当初は9人でのノインヴェルト戦術を狙っていたがメンバーの藍、来夢は自身と同じ強化リリィである琴陽のことが気がかりとなり彼女を追うこととなる

 

これにより8人となったが敵のヒュージもまた分裂を繰り返すという手を使うのであった。実は船田姉妹は以前にもこのタイプと戦っておりそれの発展型ではないかと予測した。

 

そして建てられた作戦は分裂した8体のヒュージをほぼタイマンによるデュエル戦法、かつ同時に倒すというものであった。

 

そしてそれと同時に御台場女学園の勢力圏内にもヒュージが現れたという報告があがる。しかし船田姉妹は自分たちの母校の危機に対しても「敵に背を向けるなんてありえない」「御台場には優秀なリリィが沢山いる」といい目の前の敵を倒す道を選ぶ。

 

戦いの中、姉の船田初が負傷するがなんとか敵を討つことに成功した…そして船田姉妹は自らの母校の危機に再び戦場に戻るのであった…(これが本舞台の2週間後に講演される舞台に繋がる)

 

 

強化リリィ

 

岸本・ルチア・来夢と佐々木...生まれながらの強化リリィである二人を姫と呼ぶ琴陽。彼女もまた強化リリィであり同じく強化リリィである二人を自分たちの陣営に引き込もうとしていた…。

 

二人以外のリリィは命を奪っても構わないと命令を受けていたが彼女は他のリリィの命を奪うことはできなかった…

 

かつて甲州での戦いで大切な友人を失い、自身も重傷を負い、ゲヘナによる強化を受けモルモットのような扱いを受けていた…そこを御前に救われた琴陽。

 

そんな彼女だからこそ誰かを…他のリリィを傷つけることができなかったのだった…

 

琴陽が戦いの中で言った言葉

 

「普通のリリィはただ利用され無駄な戦いをさせられるだけだ」

 

しかしそれは自分の大切な友人、そして強いては自分自身がそれまでした戦いを否定することでもあった。

 

自身の本当の気持ちに気づいた琴陽はその場を立ち去るのであった…

 

御前

 

御前と共に行動する謎の少女、彼女は梨璃に似た容姿や雰囲気を持ち、その戦闘スタイルはかつての川添美鈴を彷彿とさせるものであった…

 

そして前作の舞台から現れた謎の女性…御前。

 

白井夢結に固執する彼女の真意や目的とは…?

 

それが今回の舞台で明かされました…彼女の正体、それは戦死したとされた白井夢結の実の姉、白井咲朱であった。

 

彼女は一度死亡したが強化処置によって蘇ったのであった…

 

そして彼女の目的…それは実の妹である夢結を自分と同じ存在(要は一度夢結の命を奪いその上で復活させる)とすること、そしてそれにより自身をより高みに至らせることにより世界を救うというものであった…

 

最終的には梨璃に討たれ自身の野望を打ち砕かれ都庁は崩壊を始めます。脱出する一柳隊の面々でしたが御前はその場に残ることとなえいました。そして最後に琴陽と一緒にいた彼女たちの口調は狂気に満ちた野望とは無縁の何処となく心穏やかなものであった…

 

琴陽はかつて夢結を憎悪していましたがその感情は無く、御前に対しても「貴女であればたとえ現身が無くとも高みにいける!」と御前と共に歩むと決めていました。

 

咲朱に関してもおそらく、生前の…強化によって狂う夢結の姉としての優しさに満ちていました。

 

こうして御前に関する一連の騒動は終焉を迎えたのであった…

 

 

総合感想

 

 

 

 

 

 

言いたいことはツイッターである程度は言っていましたがいくつか補足を。

 

僕自身生の舞台を見るのは今回が初めて(配信などは何回か見た)でしたが、改めて舞台の迫力というようなものを実感することが出来ました。

 

事前にネタバレではないですが今回の舞台はヤバイ!という話を聞いていましたが想像の何倍もすごいものでした!

 

特に演者たちの動きは前回の舞台よりも高速で動いており目で追うのに本当に苦労しました。

 

ストーリーに関してもこれまでバラバラだったピースが一つに繋がったように感じ取れました。

 

何故夢結が自身の守護天使(シュッツエンゲル)の美鈴様の最後を知らなかったのか…?

 

それは川添美鈴のレアスキルの力であり、彼女の本来のレアスキルはラプラスではなくユーバザインでありその力を最大活用して夢結の記憶を操作していたこと、そしてその際に大量のマギを使いそれが命を落とした要因になったのかもしれないこと…

 

このアサルトリリィの舞台が始まる数週間ほど前に公式から一柳隊の家族に関する情報が開示されました、その中には夢結の姉に関する情報も開示されていました。

 

当初はみんな同じ隊の神琳の過去について多く語っていましたがもしかしたらこれはミスリード的なものを誘うものであった新に重要だったのは夢結関係の情報だったのではないか?と今になって思います。

 

ちなみに私が一番声が出そうになったのはLちゃん関係でした彼女が御前の攻撃を受けたときにに自信が瀕死の重傷を負っているにも関わらず夢結のことを気にかけていたところは個人的には涙腺崩壊ポイントでした。

 

Lちゃんは梨璃の姿を模し、戦闘スタイルは川添美鈴に似るというものでありましたが最初のころは感情と呼べるものがないに等しくまさしく人形、器といった感じでした。

 

ですが夢結と接するうちに少しずつですが感情が芽生えていき最後は御前の攻撃から夢結を庇い舞台から退場します。

 

そして最後の際に言った言葉「哀しみは全部、僕が持っていく!

 

この時も口調というか感情は彼女の…川添美鈴のソレと同じものでした。

 

ともかくこれで一昨年から続いていたアサルトリリィ、一柳隊の舞台は一段落というわけですが、僕自身また彼女の舞台が見れる機会があるなら是非とも見てみたい!と思いました!

 

今回の舞台では様々なトラブルがあり、鶴紗、恋花、千香瑠の役が代役という形を取っていました。

 

僕自身代役の人の演技は本来の役の人たちに負けずすごいと思っていました。ですができれば今回のような事態が起こらない安全な世界になったら今度は正規のキャストでの「Lost Memories」を見てみたいと思っています。

 

そして今回の舞台で代役を担当した三人…矢新愛梨さん、久留島璃生さん、子管怜衣さんの三人は今後別の役でアサルトリリィに関わってほしいって心から思いました!