ラブライブ！スーパースター二期 総合感想
今回はラブライブ！スーパースターの二期を最後まで見た感想を書いていきたいと思います。
全体を話を見て思ったこと
二期を話を全部見て思ったことは、内容がごちゃごちゃだったなという感じです。
新メンバーである一年生組の加入に始まり、そこから学年ごとの実力差問題（これはどういうわけか何度も掘り返された）、新たに登場したライバルキャラであるウィーン・マルガレーテの存在、既存ライバルでありリエラの良き先輩であるサニーパッションことサニパの二連覇の話…これらだけでも12話でやるにはキャパオーバーな所がありましたし、そこからラスト2話でいきなり主人公のかのんの留学の話が唐突に出てきたりと、なんというかしっちゃかめっちゃかな感じしかしませんでした。
かのんの実力が評価されているから留学の話がきたという風に本編で語られましたが、なぜかのんなのか？きちんと大会で成果を出しているサニパの二人ではなくなぜかのんに留学の話がいったのかなど話を形成するうえで大事な点が欠落しているように個人的には感じました。
キャラの優遇冷遇の差
上記の内容に続く感じですが、スーパースターの2期はとにかくキャラの優遇冷遇の差が激しかったです。かのんに関してはやたらと重要は局面で何故か出てきますし、6話のオニナッツ加入のエピソードで一年生が北海道に行き練習に励むという話でも、どういうわけかかのんがわざわざ北海道までいくという展開で不自然な感じでしたし。
わざわざかのんではなく一年生の加入している三人で勧誘すればいいのにそれをせずにかのんに勧誘されるなど不自然な展開がありました。
逆にすみれ、恋などはいじられたりネタキャラ的な扱いにされるなどきちんとした活躍の機会を与えてもらえなかったように思えます。
一年生組について
そしてこのキャラの扱いの差は学年でもあったように思いました。
スーパースターのアニメ1期でのリエラ5人組はそれぞれ過去に何かに失敗したりするなどの暗いものを背負っていましたがそれを乗り越え前に進んでいくというものがありました。
僕がリエラの楽曲で一番好きなのはアニメ1期のEDの「未来は風のように」ですが、これはリエラ2年生組の5人がそれぞれ前に、未来に進んでいこうという姿勢が僕の心に刺さったからです。
そしてそれをアニメ本編できちんと描いてくれていたからです。
ですがアニメの2期だと新規加入した1年生組の4人…この4人の魅力などがあんまり伝わりませんでした。
1年生組だとオニナッツが過去に何かあってそれでお金に対する執着が強いんじゃないかとか思っていましたが、そういうわけでもなくてちょっと残念に思いました。
他にも四季メイはいいけどきな子は後半空気…みたいな風にリエラ全体で見てもキャラの扱いに差がありました。
スーパースター全体で見ても2期だとサニパがほとんど出番がなくあっさりと予選敗退で退場。その代わりで出てきたマルガレーテは本編での発言が色々問題なうえにこれまたあっさり敗退と…舞台装置、それも使い捨てみたいにされているように感じました。
（それでもマルガレーテちゃんの曲が好きです）
キャラ自体は非常に魅力的な子たちが揃っていたのにそれが生かされていなくて残念に思いました。
個人的に？問題だと思った点
アニメ本編の評価とは微妙にずれるんですがアニメ2期6話にて北海道を舞台にした際にきな子の実家の外見が実在する建物をモチーフにしておりそれが問題になったという事件がありました。
これに関して公式から表明がありましたがその後の10話に同じ家なのに何故か外装は変更されていました。
釈明文には外見は再現していないと言っていましたが、それなら何故外観を変えたのはの説明がつかずに遠回しに許可得ずとも問題にならなきゃいいや→バレたしとりあえず釈明して誤魔化すか。ってことをやったと受け取られかねないわけなんですよ。
少なくとも僕にはそう見えました。
総合感想
アニメなどの感想を書くさいには必ず良かった点と気になった点をバランスよく取り上げるようにしていましたが今回のスーパースター2期の感想はネガネガのお気持ち表明状態になってしまい記事にすべきか正直迷いましたが、自分なりの気持ちをまとめ整理するとう点で今回筆を執りました。
アニメの三期が放送決定するのですが今回の2期での評価をきちんと公式が受け止め、三期に生かしてくれることを願います。
